日本のマチュピチュ by 徳永洋子
2010/12/18
【竹田城跡 展望】
兵庫県朝来市和田山町に位置する標高353.7メートルの山頂に竹田城があります。
全国屈指の山城と言われるだけに城の規模は南北約400メートル東西約100メートルで、
中央に天守台、周囲に本丸、平殿、奥殿、花殿 その南北の端に南千畳、北千畳が配されています。
安土城、姫路城と同じ穴太積みと言われる構築法による石垣は目を見張るほど美しいものでした。
【竹田城跡 展望】
第一美術広島県支部展 平成22年9月9日〜9月14日 by 徳永洋子
2010/09/25
【第一美術広島展にて】
広島支部では2年に一度本部作品を含めての支部展を開催されているようです。
会場はと言うと私の生まれた町、広島県の三原市で我が家からは歩いて行ける距離にあり、。
それが理由だと思うが、出品依頼があり、それも出来れば100号をとのことだった。
秋には三重支部の展覧会を控えていることや、いろんな事情も重なり、小品なら出せますということでF15号とF10号の2点を出品した。
開催中の12日(日曜日)に間に合うように帰郷し、その日は次から次に見に来てくれる郷里の学友たちと久しぶりの再会を喜び合った。
スイスの山旅 −その3− by 徳永洋子
2010/07/15
【アイガー北壁】
【ユングフラウ】
【ベッターホルン麓の村】
ヨーロッパ最高所の鉄道駅ユングフラウヨッホ(3454メートル)まで行く予定だったが強風で電車が止まるというハプニングがあった。
ガイドいわく強風でゴンドラは止まることがあるが列車が止まるのは初めてだとのこと。
どうりで途中何度も飛ばされそうになった。私の体重でも、である。午後からの予定は変更。
グリンデルワルドまで降りて夫と二人でベッターホルンの麓の村まで行ってみる。
のどかなまさしくハイジの世界を思わせる。
【カウベルをつけた牛】
6月11日。
AM6時散歩に行こうとホテルを出ようとした時、牛の移動の情景に出くわす。
重いカウベルをつけた牛がガランガランと鳴らしながら牧草地へと歩いて行く。
スイスの山は起伏が大きく牛の姿が見えにくいので大きなベルを首にぶら下げて音でその場所が分かるようにするのだそうだ。
【ユングフラウヨッホからの眺め】
今日は風もなく穏やかな日となり昨日の予定だったユングフラウヨッホ展望台へと出発する。
ヨーロッパ最高所にあるこの鉄道駅は、16年の年月をかけ、アイガーの岩を掘り抜き完成したものである。
トンネルの長さは7.1キロメートル。
【セントバーナードのアスティー】
ヨッホ駅には氷の彫刻の並ぶ殿堂、幾種類かのレストラン、お土産の店などこんな高所にと驚くばかり。
途中の駅クライネ シャイデックでセントバーナードのアスティーと写真を撮る。
これは営業用でアスティーは働き者だ。
午後からゴンドラでフィルスト展望台へ向かう。
一駅の区間だけ周りの景色を楽しみながら歩きグリンデルワルドに戻る。
【グレッチャー渓谷】
夕食までの2時間半の時間をまだ体力は残っているので二人で散策にでかける。
途中オーストラリアの若いカップルに出会い、おしゃべりしながら歩いているうちにグレッチャー渓谷の入り口にたどり着いた。
45分ぐらい歩いただろうか。
5時で閉じるとあったが時計を見るとちょうど5時、なんとか頼んで入れてもらった。料金一人6フラン。
地図からみるとベッターホルンの麓から伸びている渓谷のようだ。
ひんやり寒く時々岩をくりぬいたトンネルをくぐり抜けながら1キロメートルをひたすら歩いた。
渓谷は深く見上げると真っ青な空が小さく見える。
6月12日。
13時のフライトで日本へ。
6月12日。
7時50分成田到着。
日本で調べたスイスの天気予報とは違って素晴らしい天候の毎日だった。
残雪が多く氷河湖が歩けなかったことや、大雪で閉鎖になったリッフェル湖、強風で列車が止まり予定の変更など
ハプニングも多かったが感動することの多い山旅だった。
ベルニナ山群、マッターホルン、モンテローザ、アイガー、メンヒ、ユングフラウ、ベッターホルン、シュレックホルン、
それに数々の大氷河よ、ありがとう!!!
そして一緒に参加した15人の愉快なメンバー達、ありがとう!!
<了>
スイスの山旅 −その2− by 徳永洋子
2010/07/03
【線路は続くよ〜アプト式鉄道】
ホテルのチェックインを終えリッフェルベルグからリッフェルアルプまでハイキングに出発する。
沢山の可愛い花に出会いながら雪の中に足がすっぽり入り抜けなくなっておおはしゃぎしながら楽しい時を過ごすが、
途中ゴーゴーと流れる滝に出合う。ガイドのTさんも真っ青。
【雪と戯れながら】
三日前に下見した時は水も少なく容易に渡れるはずだったそうだ。
しかし少し下れば渡れる場所があることが分かり道なき斜面を木々をつかみながら降り無事滝を渡ることが出来た
【え、こんなハズでは……】
【ライ湖から見える逆さマッターホルン】
早朝ホテルから少し歩いて展望台まで行くが少しの登りでもえらく感じる。
起きがけでもあり標高の高さも関係するのだろうか。
日の出を見たかったが海上の水平線から見る日の出の様なわけにはいかず雲が邪魔をしてなかなか顔を出してくれなかった。
ホテルのまん前に横たわるゴルナー氷河は圧巻だった。
【クルムホテル】
【ゴルナーグラードから見るマッターホルン】
ツェルマットまで登山電車でおりて,そこからトゥーンまで行きトゥーン湖のランチクルーズまでの
時間をシュービッツの町の散策で過ごす。古い街並みを歩いていてカバードブリッジを見つけた。
5年間過ごしたオハイオを思い出す。よく友人たちとカバードブリッジ巡りをしたものだった。
【ゴルナー氷河】
インターラーケンまでの船旅を楽しみここから登山電車でユングフラウの見える町として有名なウエンゲンの町に入る。
そこからロープウエイに乗ってメンリッヒェン展望台(2278メートル)へ。
あこがれのアイガー北壁、メンヒ、ユングフラウを望む。
山小屋ベルグハウスのオーナーは女性だ。ディナーに出てくるケーキもしゃれている。
この飾りのピッケルとザイルは記念に持ち帰った。。
【色とりどりの花にも出合えた】
【ケーキの飾りもやっぱり登山】
<その3 へ続く>
スイスの山旅 −その1− by 徳永洋子
2010/06/27
【国立新美術館(六本木)で開催中の第一美術展】
今回も某山旅ツアーに参加してスイスの山を眺めながらの山歩きを楽しんできた。
成田からのフライトで早朝ということもあり前日から成田に入り前泊することにした。
というわけで開催中の第一美術展を見る機会も与えられたわけだ。オルセー美術館展もゆっくり見て成田へと向かった。
【「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった場所】
驚いたことにツアーリーダーは一昨年Mt.キナバル(マレーシヤの山)で一緒だったNさんだった。
「元気だった?」と2年振りの再会を喜び合った。
【氷河湖「ラーゴビアンコ」】
チューリッヒまでの12時間のフライトを終え、この日ベルニナ線に乗って氷河湖(ラーゴビアンコ)を歩く予定だったが、
例年になく雪が多いのと寒さが続いたため危険と判断、車窓から景色を楽しむ。
【この山で練習しているそうだ】
北イタリアの山が見えるというアルプグリュムの駅を降り高台へと登る。
そこに立つカフェのオーナーは札幌の冬季オリンピックでダウンヒルとクロスカントリーに出場したという。
すぐ前にあるかなりきつい岩場が練習の場所だという。我々はその山を見上げてため息をつくばかり。
ヨーロッパの選手が強いのは頷けた。
【Preda駅】
ベルニナ線沿いには家族連れで登山を楽しむ山が多くあり、
時間が許せば一カ月ぐらい滞在してあちこちの山を歩いてみるのも楽しいだろうなと思った。
ゴンドラに乗って宿泊地のディアボレッツァにむかう。
<宿泊地マウンティンロッジ>
【ベルニナ3山】
ディアポレッツァ(2937メートル)から眼前にせまる山々の荘厳さに感動!! 持参のスケッチブックを開きガスがかかる前にと急いでスケッチする。 ピッツ パリュ、ピッツ ベルニナ、ピッツ ロゼックの3山はそれぞれに美しい形を持ち、特にピッツ パリュの北壁が美しい。
【氷河特急】
氷河急行に乗り8時間をかけてツェルマットへ向かう。
8時間は少し退屈だったが昼食を頂きながらのんびりと車窓からの景色を楽しむ。
氷河特急の終点ツェルマットに到着し、マッターホルンが一番近くに見えるというホテルまで歩いて行く。 一番近くに見えると言うだけあってホテルBijouは町はずれにあった。
【ホテルから見えるマッターホルン】
6月8日 逆さマッターホルンで有名なリッフェル湖を訪れる予定だったが、やはり雪が多く、閉鎖されていてコースを変えることになる。
地下ケーブルでスネガーまで行き、ツエルマットまでハイクの行程だ。
途中立ち寄ったライ湖から見える逆さマッターホルンもまあまあの眺めだった。
しかしリッフェル湖に行けなかったのは本当に残念だった。
途中に出会う花々の可愛いらしいこと。
雪解けに一番に咲くのがクロッカスで例年だととっくに花は終わっているが今年は今が満開とのこと。
翁草、かのこ草、むらさきフーロー、灯台草、など色とりどりの花に出会った。
【フィンデルン村 屋根は平べったい石が敷いてある】
小さなフィンデルンの村を通り抜けツェルマットにもどった。
午後から登山電車で今日の宿泊地であるゴルナーグラート展望台(3100メートル)へ行く。
車窓より雪の中を走り回っている愛らしいマーモットを見つける。
<その2 へ続く>