根雪です! by 中西安弘
2007/11/23
11月19日から雪が降り始め、すでに降雪量は60センチ。北海道富良野はすっかり雪景色です。
10月の末から雪ムシが飛びまわり、「もうすぐ雪だよ。雪が降ってくるよ」と教えてくれましたが本当に降ってきました。どうやら根雪になりそうです。
気温は−8度。半年間の雪国の生活が始まりました。
芸大時代の思い出 by 徳永洋子
2007/11/07
この絵は今から12,3年前アメリカ、オハイオ州にある芸大で学んでいる時描いたもので初めて教授に褒めていただいた絵です。
この大学はインターナショナルの生徒も多くパキスタンやインド、中国からも来ていて休み時間にお国訛りのへんてこな英語でわいわいがやがやそれぞれの作品の批評をして楽しみました。
授業料は州在住の生徒、州外の生徒、インターナショナルの生徒の3段階に分かれ2倍3倍と高くなるわけですが、幸いにも私は夫がアメリカで仕事をし税金を払っているということで州在住の学生と同じにみなされ助かりました。
この大学には専属モデルが10人近くいて裸婦だけでなく男性の裸体も数多く描く事が出来ました。この絵の男性は私が絵筆で彼に向けてサイズを測っているとウインクしながら私に向けて手を伸ばして真似をしてくる愉快な人でした。
「第一美術協会中部支部 スケッチ会」に参加しました。 by 太田昌文
2007/11/06
【コンビニ駐車場にて】
11月4日、秋晴れの下、第一美術協会中部支部のスケッチ会が催されました。スケッチとバーベキューのどちらがメインかはよく分からなかった(笑)のですが、三重グループ6名は全員が参加しました。
行き先は(三重グループにとっては)地元の小岐須渓谷。椿大社の少し南、採石で山肌が痛々しく削られた野登山と入道ヶ岳の間の谷です。散策できる範囲は広くありませんが、気軽にキャンプもでき、山の家もある景色のいい場所で、近くには「屏風岩」「鮎止の滝」など見所もいくつかあり、石灰岩と花崗岩の織り成す力強いモノトーンの構成に水と緑が美しく映えます。当グループの山中さんは、よくこの辺りの渓流風景を描いています。
朝、名古屋方面から来る中部支部の参加者と、東名阪自動車道鈴鹿インター出口すぐ近くのコンビニで合流、飲み物など調達して、いざ、小岐須渓谷へ。
【屏風岩 画:中西安弘】
小岐須渓谷キャンプ場の駐車場まではかなり細い道かつ状態の悪い舗装路。ところどころ落石もありました。それでも待ち合わせ場所のコンビニから15分ほどで到着です。
ここのところ急に涼しくなって、この日の朝も目が覚めたら部屋の空気がひんやりしていたので、厚めのシャツの上にジャンパーを着込んで行ったのですが、山の中だというのに陽射しが暖かくて結局ずっと脱いだままでした。
現地に着いて、荷物を降ろすと、昼食の時間と場所だけ決めて、早速スケッチタイムです。各自ポイントを探して、しばしうろうろ。まぁ、そんなに広くはないので、すぐに落ち着きますが。
私は、「屏風岩」が見たかったので、有志5名とそちらへいくことに。車で5、6分のところに屏風岩まで歩いてアクセスできる入口があって、そこから山の中を少し登ったり降りたり、吊橋を渡ったりぬかるみで足を滑らせたりしながら、それでも10分足らずで屏風岩に到着。
そこは、2枚の巨大な屏風を向かい合わせに立てたように灰色の岩が切り立ち、挟まれた空を細長く切り取っていました。岩の上や間からは樹々が細い枝を伸ばし、紅葉には少し早い葉を秋風に揺らせています。石灰岩でできた2枚の屏風の足元には様々な形や大きさの岩が重なり合い、その間を冷たく澄んだ渓流が走り、緑を映した水面にはところどころ木漏れ日が反射しています。
一行はちょうど左右の屏風の間から渓流を望む位置に腰を下ろし、来る途中にわたってきた吊橋をはるか頭上に見ながらスケッチ開始。5人とも、描き始める前までは賑やかでしたが、この日は私たち以外に訪れる人もなく、スケッチブックを開いてからは、水と葉擦れの音だけが耳に心地よく届きます。
いつも人物・静物をモチーフとしている私は普段、外でゆっくりスケッチする機会がないので、出来はともかく、秋の空気の清々しさと静かな時間を満喫しました。
【バーベキュー風景】
昼食は正午からと決まっているので、実は描いている時間はあまり長くなかったのですが、バーベキューに遅れをとることはできません。屏風岩組一同、正午前には慌しく道具をまとめ、引き上げました。
バーベキューには危ういところで間に合いました。
それからは、肉・肉・肉です。(レトルトの)ご飯もありました。最後は焼きそばで〆。贅沢な食材はありませんでしたが、周りの風景が最高の調味料です。自然に囲まれて大勢でわいわい食べる食事はやっぱり美味しいですね。焦げた肉も香ばしく感じます(笑)。
食事も済んで後片付けも終えた後は、午前中に描いたスケッチの合評会です。イスを使って川原にみんなのスケッチを並べます。山に囲まれた青空の下に、水彩あり油彩あり鉛筆スケッチありの十数枚が並んでいるのは室内で観るのとは違い、新鮮です。心なしか色もいつもより生き生きして見えます。
一枚づつあーだこーだと自由に感想を述べ合い、楽しい雰囲気の中で、色々なことを学ぶことが出来ました。
【小岐須渓谷】
さて、幸せな時間はあっという間に過ぎてしまうもので、そろそろお開きの時間です。名残を惜しみつつ、14時過ぎに解散。名古屋方面組を見送った後、四日市の中西・伊達、鈴鹿の山中・追田・徳永・太田に分かれて帰途に着きました。途中、まだ時間が早かったこともあって、鈴鹿組は「鮎止の滝」などに足を止めながら、最後まで小岐須渓谷を味わいました。
参加したみなさん、お疲れさま&ありがとうございました。次回もぜひ参加したいと思います。
「第4回 第一美術 三重グループ展」終了しました。
2007/10/14
「第4回 第一美術 三重グループ展」は皆様のおかげで盛況のうちに閉展することができました。本当にありがとうございました。
ご来場された方の人数も回を重ねるごとに増え、今年は600名余りの方々に観ていただくことができました。
これを励みに研鑽を重ね、更なるレベルアップを目指していきたいと思います。また次回の当展もよろしくお願いします。
「第4回 第一美術 三重グループ展」開催中です。
2007/10/11
10/2(火)〜10/14(日)、四日市市の小山田美術館で、「第4回 第一美術 三重グループ展」を開催しています。
当グループの作家6名がそれぞれ1年間の研鑽の成果を展示しています。
国立新美術館で開催された「第78回 第一美術展」入選作をはじめ、個性に富んだ油彩・水彩の具象画48点をお楽しみください。
会場の小山田美術館は、のどかな田園風景のなかに建つレトロな木造の美術館で、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと出品者と対話しながら鑑賞できます。
お一人でも、また、お友達やお知り合いの方も誘っていただいて、ご感想などお聞かせいただくと嬉しいです。
また、第一美術協会 中部支部研究会では、随時会員を募集しています。
お近くの方で興味のある方は、是非、この三重グループ展にいらしていただいて、一言声をかけていただきたいと思います。
開館時間は10:00〜16:00になります。(最終日は15:30まで)
●小山田美術館へのアクセス
お車の場合は、県道140号線、通称ミルクロードを「小山田記念温泉病院」を目指してきていただいて、病院前の道路を道なりに約600mのところです。
道案内の看板が出ていますので、すぐにわかると思います。
公共交通機関は、近鉄四日市駅から三重交通バス63系統 小山田病院行きで「小山田市民センター前」下車、徒歩1分です。
第一美術 三重グループのサイトがオープンしました。
2007/10/10 by 太田昌文
以前から作りたいとは思っていながら、できなかったこのグループのサイトですが、やっと何とか開設できました。
これからよろしくお願いします。